広島三越さんでの街のパネテリエ。
おかげさまで大盛況のうちに幕を降ろす事ができました。
いつもパネテリエだけであれやこれやと販売させていただいていましたが、
パネテリエのお友達を紹介する形でのイベントとさせていただきました。
題名もパンと紅茶、大崎下島から、毎日通ってくれたTom、
カフェの工事が終わったら是非御手洗へドライブ。
THE TEA COSY へ、遊びに行ってみて下さいね。
紅茶、美味しいですね。水に入れて一晩で出来上がる水出しの紅茶は、
熱湯による過剰なタンニンやカテキンなどの溶出が抑えられるおかげで、
渋さがなく紅茶の美味しいところだけを楽しめますね。
普段使いの紅茶、これも発酵の不思議です。
伝統工芸株式会社のブランドDENTOさん、
シャッキリキッチリとした製品の中に感じる柔らかさと温かさは流石です。
服巻ご夫妻が店頭で自ら販売する機会は少なく、
みなさまのご意見を直接お聞きできたことで、
これからのモノづくりに大いに役に立ちそうだと、喜んで帰っていかれました。
嬉しい限りです。
そして里穂さんによるライブペイント、三越さんであそぼう、
そんなノリを大切にいつもやらせていただいていますが、
今回はお客さまとも一緒に遊びたい、と企画させていただきました。
どの出店者さんも事前ルールは最低限、
どちらかというと出店者の皆さまからの質問に答える程度で始まった今回、
みなさん初めての顔合わせにもかかわらず、
DENTOさんの椅子をTomが梱包したり、
ライブペイントを見に来てくれた子供たちが一緒に絵を描いてくれたりと、
とても和やかな空間を作り上げることができました。
普通のマルシェや催事とは何が違うのかな。
と考えましたが、出店者の皆さんが、お買い物の、その向こうにある「コト」を想像できる人たちだったように思いました。
Tomはお客さまとその家族が囲むテーブルでの会話にこの紅茶を添えてもらえることを想像し、
DENTOさんはその家具を使い終わって拭き取って片付けるところまでを想像し、
ライブペイントでは、小さな子供たちの描きたいという気持ちとその将来までもを想像して、
楽しんで、お話しているようでした。
想像する力、思いを巡らせること。
きっと今日も街のパネテリエで出会ったモノが各地でコトに代わり、
それを出店者みんなが想像して今日も仕事に励んでいるのだと思います。
「買って欲しい」ではない、「届けたい、伝えたい」そんな街のパネテリエ、
ぜひまたどこかでお会いできる日を楽しみに想像しながら進めてまいります。
みなさまありがとうございました。
今回の出店者