あっという間に大晦日。
みなさま、今年もありがとうございました。
街ではほんの数週間程度の中にクリスマスから大晦日、お正月と目まぐるしい変化をしている事だと思います。
山の上では、じっくりと、ゆっくりと、しかし目を離したら通り過ぎてしまうような、そんなまるで時計の針のような時間が過ぎていきます。
赤い木の実は小鳥に運ばれ。紅い木の葉は、風に吹かれて。
なんでもない一瞬でさえ、全てがひとかけの無駄もなく廻り巡り変化を繰り返す、美しい自然の中。
山のパネテリエではここ数年、年末年始に街へ出かけておりましたが、今回は山で動物たちと一緒に新しい年を迎えさせていただくことに致しました。
山のパネテリエ営業開始・パンの焼成開始 1月9日より。
その他焼き菓子などの商品の地方発送 1月3日より。
元旦、新年、色々明ける今夜。1日を鋭く分けるとそんな1日ですが、自然の中では今日から1月4日まで、1年の最後の候、「雪下出麦」ユキワタリテムギノビル。
そんな曖昧であり、確実でもある、そんな時の流れを大切に今日も明日も進んで参ります。
来年もみなさまと、こんなお話しをできるのを楽しみにしています。
それではみなさま、よいお年をお迎えくださいませ。